組織情報

活動方針

小児がんの治癒率は一昔前に比べれば向上してきましたが、 それでも推定で年間1,000を超えるかけがえのないこどもたちや青少年の命が失われています。


小児がんは、大人のがんとは性質が全く異なります。47種類ある病名のうち白血病などを除いた 小児の固形がんについては、80種類ほどあるとされる抗がん剤のうち、こどもに使えるのは約10種類しかありません。

子どもの患者は人数が少ないため、採算性などの理由から新薬の開発や治験がなかなか進んでいないのです。 


また、小児科医の減少が社会問題になって久しいですが、小児がんの専門医は非常に少ないです。
 

こうした問題点を一つずつ解決することにより、まだまだ救える命がたくさんあります。SUCCESSは、患者さんやご家族、医療関係者だけでなく、社会全体で小児がんを克服しようと活動しています。