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取扱臨床試験一覧

再発小児固形腫瘍に対する塩酸ノギテカンとイホスファミド併用療法(TI療法)

本試験は、再発した小児固形がんのお子さんを対象として、既に欧米では再発治療には欠かせなくなった塩酸ノギテカン(別名トポテカン)という薬を使った、新しい治療法を確立するための第一歩となる試験です。

現在、塩酸ノギテカンは、シクロホスファミドという薬との組み合わせで最もよく用いられています。

本試験の目的は、再発したお子さんに出来るだけ良い薬の組み合わせで治療ができるように、シクロホスファミド以上に効果があると期待できる同系統の薬剤イホスファミドとの組み合わせ治療(TI療法)を評価することにあります。

試験の目的 ・TI療法で使用する塩酸ノギテカンとイホスファミドの投与量の検討
・TI療法の安全性・有効性の検討
・塩酸ノギテカンのイホスファミド併用時の薬物動態と薬力学的検討
試験のタイプ 第 Ⅰ / Ⅱ 相試験
試験参加の
主な条件
疾 患 神経芽腫、横紋筋肉腫、未分化肉腫、ユーイング肉腫ファミリー、網膜芽腫、腎芽腫、
肝芽腫、骨肉腫、その他の骨軟部肉腫、髄芽腫のいずれか
年 齢 1歳以上30歳以下
治療歴 ・標準的抗悪性腫瘍薬で既に治療されていて、20コース以内の化学療法しか受けていない
・同種造血幹細胞移植の治療歴がない
・最後の治療から一定期間がたっている
・塩酸ノギテカンがこれまでの治療で使われていない
症 状 ・画像検査で悪化しているか、腫瘍による症状がある。
・十分な臓器機能がある。

※本臨床試験の登録は終了しました。現在は各参加施設における経過観察と追跡調査を行っています。