NPO法人サクセス ヘルスケア・アドボカシーの指針を公開します
- カテゴリ:トピックス
- 投稿日:2015.04.01
NPO法人サクセス ヘルスケア・アドボカシーの指針
Moving the world, empower our colleague
NPO法人サクセスは、「みらいにやさしい社会をつくる」ことをミッションに掲げ、市民、企業団体と協働して、治験・臨床試験支援、医療相談(こどもメディカル相談)、各般の政策提言、事業創造、情報発信を行なっています。当会が行なう一連の事業は、政策資源を含む多様な経済社会資源が上記ミッションの成就のために動員されていくことを企図する活動を含んでいます。当会ではこれをアドボカシー活動と定義しています。
当会はアドボカシーの主導者であるとともに、他の企業・団体や個人が行なうアドボカシーを支援する立場でもあります。とりわけ、製薬会社やその他のヘルスケア関係企業・団体による適切なアドボカシー推進は、人類の発展にとって不可欠なものです。
高度に成熟している患者・家族の便益をさらに向上させる
NPO法人サクセスのヘルスケア・アドボカシーのコンセプトは「高度に成熟している患者・家族の便益を向上させる」ことです。
こどもの難病を最も悲しみ、最も強い気持ちで闘い、最も真剣に向き合うのは、患児自身とその家族、友人です。病気や障害を克服したいと願うこども自身、そのこどもを支える家族や友人は、自らの欲する情報を入手し、診断・治療と快復後の生活に係る行動を決定します。私たちの国は高度に成熟した国であり、大人でなくても専門家でなくても、誰もが多様な情報を入手し、一定程度、自らの行動を判断することができます。
サクセスの目的は、難病や障がいと向き合う子どもの環境改善を図り、全ての子どもとその家族が、適切な社会保障のもとで満足した生活を得られるような当たり前の社会の実現です。
その目的に即し、市民の意思決定を支援するための資源を提供していきます。
医療を超える
NPO法人サクセスが向き合っているのは医療の領域ではありません。
成育したこどもたちを支える教育、経済産業、地域、文化の発展を意識し、具体的な施策を進めていくことが、私たちの仕事です。
「NPOのスキームでタテワリを越える」ことに、これからも取り組んでいきます。